『Sonar Pocket・eyeron』アーティスト史上最速ランナーとして想うことvol.1「走るのが楽しくてマラソンの素晴らしさを感じる」

いつでも「ポケット」に入れて持ち運べるような心に寄り添う歌を届けたいという願いにより活動中の3人組のミュージシャンSonar Pocketのヴォーカルeyeron氏。2017年11月26日の大阪マラソンで、日本アーティスト最速記録となる2時間43分を叩き出したeyeron氏は、マラソンに夢中となり猛烈な勢いで突き進んでいる。

 

――マラソンを始めるきっかけを教えていただけますか。
eyeron:2015年の大阪マラソンを走ってみないかという話があって、LIVEのパフォーマンス向上のためにと思って走り始めました。だけどスケジュールの問題で出場できなかったんですよね。丁度その年はメジャーデビューして7周年で、「7つのことに挑戦しよう!」ということで11月の福岡マラソンに出場しました。

自分が走る前にフットサル仲間の佐久間さん(著者:eyeron主将のフットサルチームFC Promise所属)が東京マラソンで4時間6分で走っていて、そのタイムには負けたくないし4時間切りを目指して福岡マラソンに出場しました。

練習は毎日ではなく10㎞を走る程度で、楽勝だろうとマラソンを完全に舐めていました。LIVEでファンの前で「いきなりサブ4しちゃうぜ!」と自分にプレッシャーをかけていたんですけどね(笑)。運動神経には自信があったので走ってみましたが、あんなに辛く、鉄人競技だとは思わなかったですよ。

 

 

(写真提供:ミズノ株式会社 ⓒKiyono Hattori)

 

――初めてのマラソンはいかがでしたか。
eyeron:当日に、数百人ものファンが応援に来てくれて非常に嬉しかったです。スタートをすると、「eyeron君、頑張れー!」と声援が物凄く、自分も期待に応えようと調子に乗り過ぎてしまい、27㎞までは水を全く飲まなかったんですよね(笑)。全然余裕だしイケるな!と思って走っていると、急に両足の太ももとふくらはぎがつってしまったんですよね。

ゴールまで15㎞もあるからリタイアしたかったですよ。でも沿道でファンが一生懸命自分を応援してくれていましたから、できませんでした(笑)。アーティストとしてメッセージを届ける仕事をしていますし、「かっこ悪い!」と思ったので途中で投げ出すことはしませんでした。マラソンに出場すると前もって公表していなければ、途中で辞めていたかもしれません(笑)。

沿道の声援と一緒に走るランナーの方々の励ましがあるからゴールまで走ることができましたが、タイムは4時間11分だったのでかなり悔しかったですよ。初マラソンを通じて自分の力のなさと情けなさに気付くことができましたし、マラソンは凄い競技だと思いましたね。

 

 

――初マラソンの辛さは自分にも分かります。2回目のマラソンに出場された時はいかがでしたか。
eyeron:2016年2月の横浜マラソンに出ました。リベンジをするために闘争心をもって練習量を増やした結果、3時間半で走ることができました。この時は走るのが楽しくてマラソンの素晴らしさを感じることができましたね。

マラソンの良さは地域ごとに独特のコースがあることだと思います。福岡だと常に海沿いを走るのが気持ち良くて、37㎞地点に1㎞もの坂があるんですよね。横浜だと高速道路を走るんです。また、町全体がマラソンを手作りしている感じが素晴らしいです。ある意味町興しでしょうし、音楽フェスと一緒ですよね。そこに人が集まることによって町が活性化するわけですから。

お金を払って苦しい思いをしてマラソンをするわけですが、走った後に達成感がありますし、マラソンだからこそ味わえる貴重な経験をすることができます。お爺ちゃん、お婆ちゃんが「eyeron頑張れ!」と金髪の自分が何者かは分からないけど応援してくれてる。あの何とも言えない感じの良さがたまらないですよね。

 

 

――マラソンは、究極のエンターテイメントですよね。eyeronさんは次に凄いチャレンジをされていますね。
eyeron:2016年10月、第1回壱岐ウルトラマラソン50㎞にアンバサダーとして出場しました。福岡と横浜に出場すると、自分がマラソンの道へと進んだと思うファンや関係者が増えていって、大会主催者から依頼があったんですよね。

その頃はツアー中で、朝10㎞、LIVE後に10㎞と、かなり走り込んでいました。でも毎日は走れていなくて月間の走行距離は300㎞位でした。

壱岐マラソンはスタートからゴールまでをローカルTVが放送していたんですが、自分が壱岐に着いた瞬間からずっとSonar Pocketの曲が流れていたので、とても温かく迎え入れてくれたのを感じました。

50㎞走りましたが、あれはマラソンじゃなくて山登りでしたね(笑)。登っては下って、登っては下っての繰り返しでどうなるのかと思いましたよ。参加者が200人以上いる中で半分がリタイアしていましたからね。で、自分は見事7位入賞でした(笑)。

かなり大変なマラソンでしたが、壱岐は素晴しい人たちが集まる町ですし、また出場したいですね。

 

 

 

vol.2へ続く。

 

 

 

【Information】
2018年3月28日発売
「108~永遠~」
【初回限定盤A(CD+DVD)】WPZL-31438/9¥1,296+税
【初回限定盤B(CD+DVD)】WPZL-31442/3 ¥1,296+税
【通常盤(CD)】 WPCL-12867 ¥1111+税

<CD>共通
01. 108 ~永遠~
02. Precious
03. 108 ~永遠~(Instrumental)
04. Precious(Instrumental)

<DVD>【初回限定盤A】
108 ~永遠~(Music Video&Off Shot Movie)

<DVD>【初回限定盤B(CD+DVD)】
「108~永遠~」Live From Sonar Pocket JAPAN TOUR 2017~Reload~ at NIPPON BUDOKAN

 

【ライブ情報】
Sonar Pocket 10th Anniversary Tour flower
10月20日(土)【埼玉】三郷市文化会館 大ホールよりスタート!
詳細はオフィシャルサイトで!

 

【オフィシャルサイト】
http://www.sonapoke.jp

 

【衣装提供】
KEM
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http://kem.tokyo/
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KEM Instagram
https://www.instagram.com/kem.tokyo/

 

 

 

【取材、文章】
佐久間秀実

【写真】
長田慶