『Sonar Pocket・eyeron』アーティスト史上最速ランナーとして想うことvol.2「マラソンでLIVEにはない絆を感じる」

愛を奏でるシンガーソングライターSonar Pocketのヴォーカルeyeron氏は、本質に目を向けて深く掘り下げた真っすぐなメッセージを音楽にして表現している。そして、アスリートとしてはマラソンに渾身の魂を注ぎ込んでいる。今回は、eyeron氏にマラソンを通じて感じたことや今後の目標などについて熱い言葉にしていただいた。

 

<vol.1は、こちらから。>

 

 

(写真提供:ミズノ株式会社 ⓒKiyono Hattori)

 

――4回目のマラソンはいかがでしたか。
eyeron:2016年の福岡マラソンではアンバサダーとなり、楽曲提供もやらせていただきました。福岡への1年間の熱い想いもあり、福岡全体が自分を応援してくれる体制になっていましたね。レース前日のマラソンEXPOでインタビューされた模様が朝のニュース番組で放送されたことにより、音楽では出会うことができない人たちにSonar Pocketを知ってもらう素晴らしい機会だったと思います。

この大会では「サブ3を狙う!」と公言していましたが、3時間を切れるようなポテンシャルはなく正直厳しいと思いましたが、タイムは2時間56分で走ることができたので嬉しかったです。

 

 

――素晴らしいですね。なぜ3時間を切ることができたと思いますか。
eyeron:その頃、相方のko-daiが体調を崩して病院に入り退院して復活した直後だったんですよね。福岡には全国各地から集まった沢山のファンとko-daiとmattyが応援をしに来てくれたので、かなりのパワーを貰い頑張ることができました。

あの時は見えない力と達成感をより感じましたね。自分の頑張りがko-daiへのメッセージになると思っていましたし、スタートからゴールまでファンと一緒に走っている気持ちになることもできました。ファンとメンバーがいたからこそ2時間台で42.195㎞を走り切ることができました。あの時は、マラソンでLIVEでは得られない絆を感じることもできましたね。

目標のサブ3を達成したので、そろそろマラソンを辞めようかなと思いました(笑)。なんせ苦しいですからね。その年は大好きなフットサルをあまりやれていなかったので再開しようかなと思ったんですが、なぜか走っていましたね。2016年の1年の間に、いつの間にかランナーの意識が植え付けられてしまったんでしょうね。

 

 

――マラソンランナーのeyeronさんは次にどうされましたか。
eyeron:「大阪マラソンで2時間45分を切ります」と沢山の人たちに言いました。そうすることで強い自分になれると思っていましたし、自分を信じました。信じるという言葉は、「人偏(にんべん)に言う」って書きます。自分にはランナーとしての力がないと感じていましたが、人に言うことによって自分を追い込み、信じることができる自分を作り出せたと思っています。

2017年に行った全国ツアーでは、良い流れで進み、沢山のファンから力を貰い、ファイナルの武道館に辿り着くと成長した自分達を感じることができました。それから大阪マラソンを迎えることができたのは非常に大きかったですね。マラソンではみんなの声援がエネルギーとなり自分を後押ししてくれたので強い気持ちを持って乗り越えることができて、2時間43分で走ることができました。

 

――走る度に進化をされていますね。かなり追い込んで練習をしているのでしょうか。
eyeron:走ることの苦しさがあるからこそLIVEに繋がるというルーティンが自分の中で確立されるようになりました。自分は、LIVEに立つための資格を得るために走るようになっています。走ることは楽しく、そして本当に苦しい、ゆえに自分を信じたからこそLIVEで仲間がいるステージに立つことができると思っています。

走ることによって「俺はこれだけやってきた」という気持ちになれたので、LIVEでは強い自分でいられるようになりましたね。この気持ちは走ることによって気付かされました。自己満足なLIVEであってはならないですし、そこにたどり着くまでの過程があったからこそ熱い想いが伝わるのではないかと思います。

マラソンに限らず何か目標を達成する時は、1つ1つの過程や想いが重ならないと成功しないしたどり着くことはできないということを知ることができました。マラソンを始めたことにより、より1つ1つのことに感謝できるようになりましたし、音楽にも今まで以上に向き合えるようになりました。

 

 

――マラソンやランニングを続けるためのコツはありますか。eyeron的な考えを教えていただきたいです。
eyeron:色々なコミュニティがありますから、まずは参加をしてみましょう。自分に合う集りを見つけて仲間ができて一緒に走っていくと、楽しみながら続けることができるはずです。走った後のご飯がまた美味しいですからね。体と心も健康に、みんなで走って行きましょう。

 

 

――最後に、今後の目標や熱いメッセージをお願いします。
eyeron:マラソンは究極の競技であると思うので、マラソンランナーには活躍して欲しいですよね。設楽悠太選手が日本記録を更新する瞬間をテレビで見ていて物凄く感動をすることができました。30㎞過ぎてから本当に辛いのに、よく挽回して最後まで走り抜きましたよね。これからもマラソン界がどんどん盛り上がっていくでしょうし、他の競技でも同じようなことがあると素晴らしいと思います。

今後の目標は、まずは2時間40分を切り、目指せるのであれば35分を切りたいですね。そこに向かうのは簡単なことではないですが、二刀流のミュージシャン兼マラソンランナーとしてしっかりと見せていけるような存在となりたいです。

「マラソンあるある」で、マラソンランナーは良い人です。あんなに苦しいことをやっていますし、真面目な人が多いのでリスペクトしています。これからも日頃辛いことがあっても互いに楽しんで走って行きましょう。

最近は、「健康」って書いて「俺」だと思っています。 

 

 

 

【Information】
2018年3月28日発売
「108~永遠~」
【初回限定盤A(CD+DVD)】WPZL-31438/9¥1,296+税
【初回限定盤B(CD+DVD)】WPZL-31442/3 ¥1,296+税
【通常盤(CD)】 WPCL-12867 ¥1111+税

<CD>共通
01. 108 ~永遠~
02. Precious
03. 108 ~永遠~(Instrumental)
04. Precious(Instrumental)

<DVD>【初回限定盤A】
108 ~永遠~(Music Video&Off Shot Movie)

<DVD>【初回限定盤B(CD+DVD)】
「108~永遠~」Live From Sonar Pocket JAPAN TOUR 2017~Reload~ at NIPPON BUDOKAN

 

【ライブ情報】
Sonar Pocket 10th Anniversary Tour flower
10月20日(土)【埼玉】三郷市文化会館 大ホールよりスタート!
詳細はオフィシャルサイトで!

 

【オフィシャルサイト】
http://www.sonapoke.jp

 

【衣装提供】
KEM
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http://kem.tokyo/
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KEM Instagram
https://www.instagram.com/kem.tokyo/

 

 

 

【取材、文章】
佐久間秀実

【写真】
長田慶