AYA（クロスフィットトレーナー）にとっての走ることとは

クロスフィットトレーナー兼モデルのAYAさん。ハワイのホノルルハーフマラソン・ハパルア2018にも出場経験のある彼女に、走ることについて語ってもらった。

-走るときは、いつどのように走っていますか？
ジムで走るときは、トレッドミルを使用しているのですが、いろいろなトレーニングを行わなければならないため、特に毎回同じ内容や時間を定めて走ったりはしていないんです。

400m走って、次に懸垂をして逆立ちで歩いたりする日もあれば、数十カロリー消費するためだけの日もあったりします。体にいろいろな刺激を与えるため、トレーニングメニューに沿ってこなしていく感じですね。

色々なランニングプログラムでトレーニングを行なっているので、ときには10kgのパワーベストを着用して走ることもあります。結構しんどいですよ。

ボディウエイトで走るよりはすぐ息があがりますが、脱いだときに同じメニューを行うと、かなりパフォーマンスが上がるんですね。重い状態でやっておけば、何かしら本番のときは楽にできます。

-街ランなどはしますか？
ジムのまわりで走ることはありますが、海外に行ったときはブラトップにホットパンツなどを着用して走ったりはします。

-ハワイのハーフマラソンに出場経験があることをお伺いしたのですが、参加していかがでしたか？
ラジオ番組の企画で、はじめてマラソン大会に出場しました。沿道で応援している人達から、日本人にはないフレンドリーな雰囲気が伝わってきて、それがエネルギーになり、とても楽しかったですね。選手に対し、親身に応援している姿が良かったです。

海外のマラソンはハワイが初めてで、クロスフィットよりも正直キツイなって思いました（汗）。

普段はいろいろなトレーニングをMIXし、あらゆる方向から体に刺激を与えているのがメインの為、ひたすら走るという動作で、どんどん腸腰筋が痛くなり、体がカチカチになっていく感じが大変でした。

でも、海外のマラソン大会は、開放感に溢れて心も体もフリーになる感じがするので、また参加してみたいと思っています。

-走るときのシューズへのこだわりはありますか？
Reebokのフロートライドを履いています。底が固い靴は、自分で蹴らないと走れない感じですが、これは”シューズ自ら前に運んでくれる”そんな感覚になります。

自分のパフォーマンスをサポートしてくれて「フワッフワッ」としていて、錯覚かもしれませんがそんなイメージですね。

-走るときの服装のこだわりはありますか？
トレーニングをする際は、必要最低限の物しか身につけないようにしています。

というのも、肌やマシンに触れることで気になってしまったり、自分が動かせる体の領域や関節をフルに使いたい為、トレーニングのときは、ブラトップにホットパンツがベストだと考えています。

色にはとくにこだわりはなく、バランス的に合っていれば良いと思っています。

-走るときやトレーニングの際に聴いている曲はありますか？
Victoria’s Secret（ヴィクトリアズ・シークレット）のファッションショーをみていたときに、Bruno Mars（ブルーノ・マーズ）がショーの中で「Chunky」を歌っていて、リズムが気に入って自分のプレイリストに追加しました。

ワークアウトのときは、もっとテンポの早いものをセレクトしないとテンションが上がらないタイプなので、走るときやウォーミングアップのときに聴いたりしています。

同じくOlly Murs（オリー・マーズ）の「Wrapped Up」もVictoria’s Secretのショーで聴いて、一目惚れしました。

このショーを見るだけで、最先端のファッションとアーティストを知ることができるので、かなり注目しています。そこで「いいな！」と思った曲はリストに追加します。

-ランニングやトレーニングをはじめてみようと思っている方に、メッセージをお願いします。
自己流ほど怖いものはないので、ちゃんとしたフォームで走れるように、まずは研究が必要かなって思います。

ちょっと腹筋がなかったりすると、前傾姿勢になったりもしますし、フォームによっては、あちこち痛めてしまうので…。正しい姿勢で走る練習をしてから、長距離に挑んだほうが良いと思いますね。

AYA
1984年生まれ。クロスフィットトレーナー兼フィットネスモデル。Reebok Brandアンバサダー。

学生時代から陸上、水泳、バレーボール等に取り組み、体育系の大学を卒業後、ジムトレーナーに。同時にモデルとしても活動していたがモデルの仕事の為に筋肉がつくことを恐れて運動を中断する。

その頃、タフな海外モデルの存在を知り、運動を再開。運動強度の高い米国発祥のトレーニング「CrossFit（クロスフィット）」と出合い、「最高のトレーニング」を目指してオリジナルのAYA’s Boot Campプログラムを考案する。

タレント・モデルをはじめとして男女を問わず体への意識の高い多くのクライアントが信頼を寄せる存在。

<インフォメーション>
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【ライター】
望月さおり