小柳津林太郎(2代目バチェラー)の走り続ける理由 【後編】「ランニングは体の断捨離」
<小柳津林太郎(2代目バチェラー)の走り続ける理由 【前編】「生まれて初めて腹筋を割ることに成功したバチェラー前夜」は、こちら。>
--フルマラソンをしようと考えたことはあるんですか?
小柳津:まわりに走っている人が結構いるんですよ。仕事を頑張っている人ほどトレーニングをやっている人が多いなという実感です。その人たちに触発されてフルマラソンにはチャレンジしたいなと思っています!
--小柳津さんは今も走ったり筋トレもしていて下地があると思うので、東京マラソンに出たりしても良さそうですね。
小柳津:東京マラソンは毎年エントリーはしているんですけど落ちてるんです。ハーフマラソンは5~6回くらい走ってますよ。
自分史上で一番長く走ったのは、変則的だったんですけど、2009年頃に出た湘南国際マラソンです。台風で、大磯から大船まで走るんですけれど、途中の道が崩れちゃっていて、30Kmの変則的なマラソンだったんですよ。その時のタイムは3時間くらいですかね。
--30Kmを3時間ですとサブ4狙えそうなタイムですね。
小柳津:いえいえ、それが42Kmになると、ラスト5Kmとか絶対辛いじゃないですか。
--確かに最後の5Kmなどはかなり辛いですね。ハーフのタイムは?
小柳津:ハーフは1時間50分台くらいですかね。長距離を走っていると、膝まわりが痛くなっちゃうんで、筋トレで意識しているのは、ヒザまわりの筋肉をちゃんと付けることです。あとは走り方がまだまだわかっていないので、右の膝に負担がかかっちゃうんですよね。
それに耐えられるベースの筋肉づくりと定期的なランニングをセットで行っていきながら、マラソンへと調整していきたいと思っています。
--走ることの他にフットサルを最近やられているんですよね?
小柳津:フットサルは本当にたまたま始めたんですよ。僕はバスケットボール派なんですけど、バスケットコートを確保するのってけっこう大変なんですよね。フットサルコートの方が数があるので予約しやすいんです。
一人でやる運動も好きなんですけど、やっぱチームスポーツやった方が青春感があっていいですよね。
--チームスポーツは色々な方々と仲良くなれるのもいいですよね。どのくらいやっているんですか?
小柳津:一つ下の後輩が作ったチームに4~5年前ぐらいから入っていて、ちゃんとキャプテンが場所を押さえたり、連絡役もやってくれているから続いているという感じです。二週に一回くらいの頻度でやってます。多い時は月4回くらいやってますよ。
--結構な頻度でやってますね。
小柳津:あとは年に3回くらい一泊二日のフットサルの大会合宿に行って、知らない人たちと試合して、夜は飲むというようなこともしてますよ。
--バチェラーに出演が決まる前までもスポーツはずっとしてきたんですね?
小柳津:そうですね、見る方もやる方も好きなんで。身体を動かすのは一番の気分転換です。
--毎日忙しいと思うんですけれど、運動するのは早朝とかですか?
小柳津:いや、僕はジムは日中の空き時間にパパッと行きます。だいたい昼休みとかに行って、土日は普通にガッツリやりますね。出張とか入ってしまうと出張先のホテルのジムで走ってます。
--徹底してますね!
小柳津:やっぱり仕事ってマラソンなんですよ。長丁場で走り続けないといけないので、それをするための土台づくりってやっぱり運動なので。
--話は変わりますが、バチェラーでは20人の女性からアプローチされたわけじゃないですか。会社員をしていて、いきなりそんな世界に入っていかれましたが、どんな心境なんですか?
小柳津:僕が一番意識していたのは、番組の性質上、少しずつ「誰々さんとお別れをしていかなければいけない」という流れだったので、ちゃんとその人の性格や良さを知った上で判断しなければいけないという点です。言い換えると、平等に全員とその人の性格と良さを知る努力を絶対にしなければいけない、そうでないと失礼だと。そこだけを気にしていましたね。
--相手のことをしっかり知る努力をするということですね。
小柳津:あとはやっぱり序盤は、女性陣が全員俺のことを好きかっていうとそうじゃないって思っていたので、好きにさせなきゃということで、自分の心の扉をこっちから開けておくことをすごく意識していました。
--一番大変だったことは?
小柳津:大変かつ尊かったことは、一人ひとりと向き合う事です。大変なんですけど、すごく尊いし楽しいんです。でも向き合うってすごくカロリーかかるんで。それが一番です。
あとは自身は優柔不断のところもあるので、本当にこれでいいんだっけと、ずっと悩みながらも最後まで走っていったことですかね。
--いろんな意味でポジティブですよね!身体を鍛えることもそうですし。
小柳津:そうですね。やっぱり体を絞ると、妙に自信が湧いてくるんですよね。お腹がポヨヨンとしている時は自信がないところがありました。腹筋が割れていくに近づいて、より仕事でいうとやる気とか、自信過剰ではないですけど自尊心が自然と湧いてくるようになりました。やっぱり体を作っておくということは凄く大事だなって思います。
--肉体はメンタルに宿るんですね。
小柳津:そうですね、仕事にも影響してくると思います。たぶん営業の人を例に挙げても、ぽっちゃりしている営業マンよりも、キレキレの営業マンの方が自信満々に営業出来ると思うんですよね。
体脂肪率は一桁台とかは普通のサラリーマンが目指さなくてもいいと思うんです。ただやっぱり10%前半とかをキープできていれば良いですね。仕事も家庭も身体もそうですけど、できるだけ無駄を省いて行った方が、すっきりした生活があるはずなんで。
バチェラーが終わってから、昔とサイズが変わっちゃったので、家にあった服などだいたい1トン分は捨てました。
--1トン!!本当に断捨離ですね。暮らしもシンプルにしたんですね。
小柳津:断捨離です。ランニングは体の断捨離ですよ。贅肉だけでなくて、昨晩飲んだお酒を体内から出すというのも含めて。
--朝起きる時間とか決めているんですか?
小柳津:いや、でもほぼ8時くらいですかね。うちは10時出社なので、8時くらいに起きて、朝一にちゃんと体重を計ります。
--なるほど。自分の体重を毎日知ることから始まるんですね。
小柳津:アプリ連動型のタニタの体組成計を使って、レコーディングしながら、体重管理表を自分で作っています。
--最後の質問ですが、外で走っている時は景色の変化もあるから良いと思いますが、トレッドミルで走っている時は音楽とか聞いているんですか?
小柳津:音楽ストリーミングサービスのAWAを使って、ランニング用のプレイリストを作ってますよ。音楽があった方がよっぽどランニング効率は高まりますね。
--何にもないと、あと何分?あと何キロ?などのトレッドミルの表示が気になるだけですよね。ちなみにどんな音楽を聴いて走ってますか?
小柳津:走っている時は、EDMとか割とテンション高めな曲ですね。普段はEDMとか聞かないですけど、走る時はテンション高めたいんで。
--この夏に向けての目標を教えてください。
小柳津:夏に向けて絶賛、肉体改造中です。一日三食は食べずに、一日一食半か二食にしてます。夜が会食なんで、昼と夜の2食ですね。お腹が空いた時は、コンビニで卵を買うか、ササミスティックを食べるかです。夜は基本、和食かステーキか焼肉です。一番良いのは赤味のステーキですけどね。いきなりステーキは最高で良く行ってます!
--やはりストイックですね!
小柳津:やっぱり人生はマラソンなんで、どれだけやり続けられるかが一番大事かなと思います。今は30代ですけど、今後もずっと体を動かし続けたいなと思います。80歳でフルマラソンを完走したらかっこいいじゃないですか。
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菊池康平
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佐藤主祥