2021.03.01

コラム

健康にも美容にもダイエットにもおすすめな【甘酒】がすごい!

 

美味しくて身体もあたたまる甘酒は、お好きな方も多いと思います。この甘酒は、美味しいだけでなく、健康や美容にもたくさんの嬉しい効果があることをご存知でしょうか。今回は「飲む点滴」ともいわれる甘酒の魅力について紹介します。

 

 

 

甘酒は2種類ある

 

甘酒は、大きく分けて「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類があります。どちらも甘酒と言いますが、それぞれ味も製法も異なります。それぞれの特徴についてみていきましょう。

 

◆米麹甘酒

米麹とは、蒸したお米に麹菌を繁殖させたもので、日本酒や味噌、みりんなどを作る時にも欠かせない、古くから親しまれている食品です。この米麹から作られた甘酒は、「酒」と言われますがアルコールが含まれておらず、お酒が苦手な方やお子様も飲むことができます。米に含まれるでんぷんが分解されてブドウ糖やオリゴ糖に変化し、砂糖などを入れなくてもやさしい甘みのある甘酒となります。美肌効果やダイエット効果も期待できます。

 

◆酒粕甘酒

日本酒を作る時にできる酒粕を使って作られた甘酒です。酒粕を水で溶き、砂糖を加えて甘みを付けます。酒粕にはアルコールが含まれるため、酒粕甘酒にもアルコール分が含まれます。1%未満と言われていますが、お酒が弱い方やお子様は注意が必要です。砂糖が加えられる分、米麹甘酒に比べてカロリーは高くなりますが、その分コクがある味わいが楽しめます。

 

 

 

飲む点滴!甘酒の様々な健康効果

 

健康や美肌に良いといわれる甘酒。今回は、ブームとなった「米麹甘酒」のさまざまな嬉しい効果や効能についてご紹介します。

 

・美肌効果

甘酒に含まれるビタミンB群などの成分は、血行やたんぱく質の代謝を促しアミノ酸の育成を助けるはたらきがあります。さらに、皮膚の状態を整えるビオチンという成分も含まれるため、ターンオーバーが促進され、美肌効果が期待できます。

 

・腸内環境を整える

甘酒には、アミノ酸やミネラルなど健康に必要な栄養素がたっぷり含まれています。甘酒を飲むとこれらの栄養素をバランスよく体内に取り入れることができ、胃腸にも優しいです。さらに、麹菌にはブドウ糖を分解したり、消化吸収を助ける効果があるため、食欲がない時にも多くの栄養を摂ることができます。食物繊維やオリゴ糖も豊富に含まれている為、便秘の解消や腸内環境の改善にもつながります。

 

・ダイエット効果

甘酒はブドウ糖が含まれるため、飲むと血糖値が上昇します。少量でも空腹感を抑えられるためダイエット中にもおすすめです。ただ、飲み過ぎるとカロリーオーバーになるため、ダイエットとして飲む場合は、一日一杯を目安に飲み過ぎには注意しましょう。

 

 

 

健康に良いおすすめの飲み方

 

健康や美容にも良い甘酒。どのようにして飲むのが効果的なのでしょうか。

 

・いつ飲む?

朝に甘酒を飲むと、ブドウ糖のはたらきで、頭をすっきり目覚めさせてくれます。夜に飲むとビタミンB1のはたらきで疲労回復が期待できます。

 

・甘酒のベストな温度は?

甘酒は約60度の温度で飲むのがおすすめです。60度にすることで、甘酒に含まれる酵素が作用しやすくなります。市販の甘酒にはあまり酵素が入っていないため、手作りの甘酒を飲むときにお試しください。

 

・調味料として使う

甘酒は、そのまま飲むだけでなく調味料として使うのもおすすめです。甘みやうまみが多いので、みりんや砂糖の代わりに使えます。一度に使う分量は少量なので急激に血糖値を上げることなく栄養を摂取できます。例えば、卵焼きの砂糖の代わりとして、照り焼きの時にしょう油と合わせて、煮込み料理の隠し味、ドレッシングに加えるなど活用できます。また、お肉を甘酒に漬け込むと柔らかくジューシーに仕上がるので、鶏胸肉の下ごしらえなどにおすすめです。

 

 

 

簡単!手作り甘酒の作り方

 

甘酒に含まれる酵素や麹菌は、高温になると死んでしまいます。そのため、市販されている甘酒で高温殺菌されているものは、大切な栄養素が破壊されていることもあります。そこで、提案したいのがご自宅で出来る「手作り甘酒」です。作り方も簡単。健康のために甘酒を飲もうと考えている方は、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

 

◆手作り甘酒の作り方

・材料 米200ml、乾燥米麹200g、水800ml

 

・手順

1. 洗った米と水600mlを1時間ほど浸水する。

2. 浸水が終わったら鍋に入れ、混ぜながら強火にかける。

3. 沸騰したら弱火にして蓋をして15分。

4. おかゆになったら、水200mlを追加して、混ぜながら60度程度に温度を下げる。

5. 麹を入れてかき混ぜ、ほぐす。

6. 火を止めて、鍋をタオルなどで包み4~10時間ほど保温させる。

7. 麹が黄色みになり、食べて甘みがあれば完成。

 

この手作り甘酒は冷蔵もできます。粗熱をとり、ガラスやホーローなどの保存容器に入れて冷蔵庫で保存。発酵の際に生じるガスの爆発を防ぐため1日1回蓋を開けます。7日から10日程保存できます。

 

 

 

美味しいだけでなく、身体に嬉しい効果がたっぷりな甘酒。豊富な栄養を美味しく摂って、健康な生活を送りたいですね。さらに、適度な運動もプラスして身体も心もいきいきと過ごしましょう。アルペンクイックフィットネスでは、健康と美容に気を配りたい方にぴったりな、手軽で楽しいトレーニングをご用意しています。時間はなんと1回30分。少し空いた時間で効果的に運動も楽しんでみませんか。

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