2021.08.01

コラム

8月31日は野菜の日!夏バテ防止にもイイ夏野菜

毎年8月31日は野菜の日。旬の野菜を料理に取り入れたりする方も多いと思います。夏野菜には夏バテ防止や紫外線から守ってくれる成分などが豊富に含まれているのをご存知でしょうか。今回は夏野菜の効果についてご紹介します。

 

 

 

毎年8月31日の「野菜の日」とは

 

1983年に全国青果物商業協同組合連合会など9団体の関係組合が消費者に対して「もっと野菜の栄養について知ってほしい。栄養満点の野菜を積極的に摂ってほしい」という想いを込めて、8月31日を「野菜の日」と定めました。
由来は「8(や)3(さ)1(い)」の語呂合わせからきています。
食品メーカー、農業協同組合、外食チェーン店などでは野菜にまつわるキャンペーンやイベントも行われています。

 

また、1週間前の8月24日は「ドレッシングの日」と制定されています。
ドレッシングは野菜にかけることが多いので、「8(や)3(さ)1(い)にかける(掛け算をする)」→「8×3×1=24」で24日となり、カレンダーで見てみると8月31日の上に24日があり、野菜にドレッシングをかけるイメージをとって、8月24日は「ドレッシングの日」と制定されました。

 

1日に必要な野菜摂取量は350gですが、実際に食べられているのは平均288gと下回っています。
夏バテで食欲が落ちてしまいがちになる8月、記念日にあやかってぜひサラダなどのサッパリした料理で旬の野菜を摂ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

夏野菜の種類

 

◆キュウリ
95%以上が水分でビタミンCやカリウムが多く含まれおり、美肌作りやストレス解消、むくみ解消などが期待できます。 

 

◆トマト
トマトに含まれているリコピンは抗酸化作用が強く、アンチエイジング効果が期待できます。

 

◆とうもろこし
野菜と思われがちですが、実はお米の仲間であるイネ科の穀物です。ビタミン類や食物繊維などもバランスよく含まれています。

 

◆ナス
93%が水分で抗酸化作用成分も含まれており、疲労回復や免疫力低下の予防が期待できます。

 

◆ピーマン
紫外線から守ってくれる成分や美肌に欠かせない栄養が豊富です。ビタミンCが豊富に含まれています。

 

◆モロヘイヤ
アラビア語で「王様の野菜」という意味をもつほど群を抜いて栄養素が高く、ビタミンA、Eが豊富に含まれています。

 

◆オクラ
胃腸を整える作用が含まれています。

 

◆枝豆
アルコールの分解を促進する作用や疲労回復などの成分もあり、ビタミンEが豊富に含まれています。

 

◆ゴーヤ
別名「ツルレイシ」とも呼ばれ、疲労回復などの成分があり、ビタミンCが豊富に含まれています。

 

 

 

活性酸素がシミやたるみの原因に

 

人間は酸素を吸って、二酸化炭素を吐き出し、食事で摂った栄養素からエネルギーを作り出しています。その過程で活性酸素が発生します。
活性酸素は体内に入ったウイルスや細菌などから守ってくれる免疫機能や伝達物質をもっていますが、酸化させる力が強いため、多く発生しすぎると細胞をサビつかせてしまい、正常な細胞まで破壊してしまいます。

 

◆主な症状
・肌のシミやたるみ
・老化
・がん
・動脈硬化 など

 

活性酸素が増えてしまう原因は紫外線です。紫外線がメラニン色素の発生を促してしまい、シミの原因になります。また、コラーゲンやエラスチンの酸化が進むことにより、しわやたるみなど肌の老化を促進してしまいます。他にもストレスや過度の飲酒、たばこ、加工食品の過度な摂取などでも活性酸素は増えてしまうのです。
活性酸素を抑えてくれる「抗酸化酵素」は体の中で作られていますが、抗酸化酵素を作るピークは20代であり、40歳を過ぎた頃からは急激に減少してしまうため、活性酸素の影響が出やすくなってしまいます。抗酸化作用を促進するために食材や日々の生活を見直していくことが大切です。

 

 

 

夏バテや紫外線から守ってくれる夏野菜

 

現在はスーパーに行くと1年中手に入る野菜も多くなりましたが、旬はその食材が1番美味しく食べられる時期であり、栄養が格段に含まれています。特に夏野菜は「抗酸化作用」のある成分をたくさん含んだ食材が多く、その中でもトマト、かぼちゃ、なす、ピーマンなどには多く含まれています。
活性酸素を完全に防ぐことは難しいですが、抗酸化成分が含まれている食材を摂ることにより、細胞へのダメージを予防することが期待できます。他にも夏野菜を摂ることによって得られる嬉しい効果はこちらです。

 

◆紫外線対策
緑黄色野菜には抗酸化作用が多く含まれています。

 

◆夏バテ防止
体をクールダウンさせる作用もあります。

 

◆利尿作用
カリウムは体の中にたまってしまった水分を排出し、むくみ解消につながります。

 

◆胃腸を整える
モロヘイヤやオクラのねばねばは、冷たいものを食べ過ぎた胃腸を整えます。

 

◆熱中症対策
飲料だけではなく野菜から水分補給ができるほどと言われています。

 

夏野菜料理を積極的に摂り入れ、体のサビつきを予防し健康的な夏を過ごしましょう。

 

 

 

野菜一つ一つの栄養素を知ることによって、自分の症状に合わせた予防策をとることができます。さらに健康効果を上げたい方は、適度な運動もオススメです。

アルペンクイックフィットネスでは、手軽に始められる30分トレーニングをご用意しています。カラダの状態を定期的ににチェックできる「パーソナルケア」もあるので、運動効果をより実感しやすくなっています。夏野菜を摂りながら、暑さに負けない元気な体を作りましょう。

一覧を見る

CATEGORY