2022.05.01

コラム

五月病を予防しよう!運動とストレス解消

4月は就職や転勤など、新しい環境で生活を始める方が増える時期です。
新たな環境になかなか適応できなかったり、なかなか寝付けない、何だかやる気が出ないなど、心身ともに不調が現れてはいませんか?
そんなこの時期特有の「五月病」は、悪化してしまうと、うつ病になる可能性も。
今回は、五月病を予防するにはどうすればよいかをご紹介します。

 

 

 

五月病の症状とは?

 

新しい環境に馴染もうと頑張っていると、知らず知らずのうちに心身ともに疲れが蓄積していきます。
ストレスが発散されないままちょうど1ヶ月ほど経った連休明けの頃から、心身の不調に陥ることが多いことから「五月病」と呼ばれています。
主な症状としては不安や憂鬱、イライラする、何事にもやる気が起きず無気力、ネガティブに考えてしまい気分が落ち込んでしまう「抑うつ状態」などです。
身体的な症状は頭痛やめまい、食欲不振、体のだるさ、不眠などが現れます。
特に不眠症状は体に大きな影響を与えますので、二週間ほど毎日続くようならば医療機関の受診をおすすめします。

 

今年も引き続き自宅で過ごす時間が増えると予想されますので、ストレスを溜めてしまわないように上手に発散して、五月病を予防しましょう。

 

 

 

五月病を予防・改善するには?

 

自分なりのストレス発散方法があれば良いですが、うまくストレス発散が出来ない場合は次の方法を試してみましょう。

生活面では、一人で悩まず家族や友人に悩みを話すこと、他愛もない会話をすることでストレス発散やリラックスすることに繋がります。


そして、睡眠の質を上げることも大切です。
生活リズムを整えて、夕食は就寝の二時間前まで、入浴は一時間前までに済ませて、寝る直前までスマホを見ないなど、自然な入眠ができるような生活習慣を身に付けましょう。
また朝の光を浴びることで、感情をコントロールする「セロトニン」が増え心身ともにリフレッシュ効果が期待できます。
特に朝日を浴びることで体内のリズムがリセットされ約16時間後に眠りに導くと考えられています。
一日のリズムを整えて、睡眠の質をアップする効果も期待できるので、取り入れてみてくださいね!

 

食事面では栄養バランスの良い食事をとるように心がけましょう。
栄養が偏ってしまうと、脳の栄養不足に繋がり、セロトニンが減少します。
特に動物性タンパク質にセロトニンの原料となる“トリプトファン”が多く含まれているので、赤身の魚や豆類、バナナを食事に取り入れるのがおすすめです。
また、ビタミンCは、ストレスによって消耗してしまう副腎皮質ホルモンの合成をサポートし“抗ストレスビタミン”とも呼ばれていますので、積極的に摂って補いましょう。

 

何よりオススメなのは、軽めの運動を取り入れることです。
忙しくて運動の時間が取れない方も、ほんの少しでも体を動かすだけで、ストレス発散に繋がります。
特にウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動がオススメです。

 

 

 

五月病の予防・改善に有酸素運動を取り入れるメリット

 

強いストレスを受けると、セロトニンの働きが鈍くなってしまうことが原因となり、うつなどの症状を引き起こしてしまいます。
有酸素運動を取り入れることでセロトニンが増え、気分の高揚や落ち込みなどの改善効果が期待できます。
また、交感神経が多くある背中回りの筋肉をほぐすのもおすすめ。
過剰に働いていた神経を整えられるので、ストレスにも強い体作りに繋がります。

 

運動が習慣づいていない場合は「今日は一駅歩こう!」「階段を使おう!」といった目標を設定してみましょう。
運動をしなくてはとプレッシャーを自分にかけるのではなく、少し体を動かしてみようという軽い気持ちで、日常に取り入れられると良いですね。
ジムに通うなど、決まったルーティンにできれば良いですが、いきなり有酸素運動を習慣化するのは難しいもの。
朝起きたら体を伸ばす、空いた時間に簡単なストレッチをしたり、ゆっくり深呼吸をして自律神経を整えることを朝の習慣にすることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

アロマで五月病の予防・改善

 

ストレス社会である現代で生き抜くには、心を落ち着かせてリラックスする時間を設けるのも大切なことです。
なかなか心が休まらない時はアロマスティックなどの好きな香りを使って、香りに癒される空間作りをしましょう。
アロマというのは、香りの力で安らぎを与えてくれますが、香りはすばやく脳にアプローチし、好きな香りには快感を覚えます。
寝なくてはいけないと思っても、神経が高ぶってなかなか寝付けなかったり、心配事があって眠りが浅くなったり、十分な睡眠時間を取れているのに疲れが取れない時などは、自然な睡眠に繋がるようアロマを使うと良いでしょう。


森林浴の気分を与えるウッディ系や、香り華やぐフローラル系、スイーツやフルーツの甘い香りなど、多くの種類がありますが、実際に香りを嗅いでみて、心地よいと感じるものを選ぶと、リラックスに繋がります。
眠りによって、脳をリラックスさせることは、健康な体を維持するだけでなく、ストレスを和らげることにもなるのです。
翌日に疲れを持ち込まないように、脳を休めるようにしましょう。
ストレスや疲労を溜め込んでいないか?無理しすぎていないかなど自分の状態を時々チェックして、5月病を予防しましょう。

 

 

五月病をキッカケに、無理をしてきた自分に気づき、これからの事をじっくり考えたり生活習慣を見直す良い機会にもなりますから、悪いことばかりではないと思います。
オフの日はリラックスすることを主にして、友人とお喋りしたり、映画鑑賞や読書、運動やエクササイズをしたり、サイクリングやドライブに出掛けるなど、自分に合ったストレス発散方法を身に付けていきましょう!


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