春は環境が変化しやすい時期ですね。卒業や入学、職場の転勤や異動など、ライフスタイルが変わることが多いのではないでしょうか？
職場環境や仕事が変わると、慣れるまでの気疲れで体調不良を感じることがあります。
そんな時は早めにストレスを発散して、乗り切っていけるようにしたいですね。
今回は春の生活の変化で起こるストレスや、その発散方法についてご紹介します。

 

 

 

春の変化でおこるストレスとは？

 

日照時間の短かった冬から、徐々に長くなる春へと季節が進むと、体内時計にも少しずつ狂いが生じます。
十分な睡眠をとったのに何だか身体がだるかったり、眠気を感じやすくなります。
私たちの身体は、高気圧の時に交感神経が優位になり、低気圧の時には副交感神経が優位になります。
春は気圧の変化が激しいため、自律神経の乱れを起こしやすくなります。

 

新型コロナウイルスの流行以降は働き方も大きく変化し、今まで以上に生活に不安を感じたり、心が疲れやすいと感じている人も多くなりました。
例えば、不安を感じていると気が滅入って食欲が落ちてしまったり、イライラしたり、気持ちが落ち着かないといった症状が出ます。

 

そんな春の変化によるストレスは、心だけでなく身体にも悪影響を与えます。
疲れやすい、集中力が続かない、気怠い、怠さが続いている、眠れない、寝ても眠い、不安や心配事が頭から離れない、暴飲暴食してしまうなどの影響があります。

心が元気なら、身体も元気といったように、心と身体は一体化しているのです。

 

 

 

うまくストレス発散をするポイントとは？

 

この時期のストレスに対抗するには、体内時計を整えることがポイントになります。
春の身体は、冬眠から目覚めたような状態になっています。
体内時計をリセットするのに重要なのは、朝日を浴びることです。
私たちの身体は、朝日を浴びて16時間後に睡眠のスイッチが入るようになっています。
日中はなるべく活動的に動くことで、夜はぐっすりと眠れるようになり、体はスムーズに春の時間に合わせて切り替わっていくのです。

 

もう1つのポイントは、副交感神経を優位にする時間を意識して、リラックスした状態に持っていくことです。
実は副交感神経が強制的に働き、活性化するのは食事中の時間になります。
忙しい現代人がついしてしまうのが、スマホを見ながらの食事スタイルですが、これはなるべく避けたいものです。
普段よりも長めにゆっくりと、副交感神経が優位になるように、食事に集中する時間を作りましょう。

 

 

 

体のメンテナンスには、十分な睡眠が効果的！

 

睡眠中に体内で何が起こっているか、ご存知でしょうか。この機会に知って、より良い睡眠環境を作っていきましょう。
疲労回復だけでなく、体内のメンテナンスを促す成長ホルモンが分泌されて、体内での新陳代謝が促されます。
そうすることで、自律神経の働きが整うだけでなく、脳も休まりストレスの耐性もアップするのです。
体の一部分だけが休まるのではなく、体全体が休息できる睡眠中は、自覚症状が無く疲労が蓄積されている部分に対しても、疲労回復のアプローチができます。

 

また十分な睡眠は、エネルギーの新陳代謝を促すため、太りにくい身体作りや美肌作りにも不可欠です。

睡眠中は心身をリラックスさせる最高の休息時間であり、自律神経系を整える大切な身体の調整時間でもあります。
夜に連続して、最低６時間は眠るようにしましょう。
身体が疲れていると感じたり、緊張や不安を感じた日は、さらに1〜2時間はプラスして眠るのがおすすめです。
睡眠の質を上げるために、ゆっくり湯に浸かったり、リラックスできる音楽を流したり、好きな香りで寝室の環境を整えることもおすすめです。

 

 

 

メンタルを意識的に整えよう

 

この季節には、様々な変化が一気に押し寄せるので、メンタル面を正常に保つのは難しい傾向にあります。
自分でも知らないうちに体の不調だけでなく、メンタルにも影響が出ることがあります。
それは私たちの身体が自立神経を駆使して、その起きている変化に対応しようとすることから起きるのです。
上記でお伝えしたように、睡眠時間を普段より多くとったり、ゆっくりと食事をして、リラックスさせることを意識的に行いましょう。
例えば休日は予定を入れないようにして、できるだけ心の赴くままにゆったりと過ごしてみると良いでしょう。
家族や友人と外出をする場合にも、都市やテーマパークなどの人混みはなるべく避けるようにして、自然の中など、心身ともに癒されるようなお出掛けをおすすめします。

 

身体を動かすことが趣味な方も、目標やトレーニングメニューを決めず、ふらっと出掛けて楽しむような感覚で行うと良いでしょう。

 

また、遠出をして気分転換も良いのですが、乗り物での移動時間は、リラックスして座っているだけだから大丈夫だと思ってしまいがちです。
自立神経系の疲れが出ますので、なるべく近場へお出掛けするようにしましょう。

 

 

仕事やプライベートで環境が変化する時期には、無理なく行動することで、ストレスを溜め込まずに過ごせるようにしたいですね。
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気分転換に体を動かしたいと思ったり、アクティブに過ごしたい休日にもオススメです。
自分のココロと身体を健康に保てるように、体内時計をリセットして、元気に春を過ごしましょう！