2025.08.01
コラム
ストレッチは気軽に行える健康法のひとつで、実はダイエット効果も期待できます。
ところでダイエット目的の場合、ストレッチを行うのは食事の前後どちらが良いのでしょうか。
そのベストなタイミングについて解説します。
ストレッチをするなら食事の前と後どちらでも良い?
ストレッチを行うのが食事の前後どちらが良いのかは、その目的ごとに考えるとよいでしょう。
そしてダイエットのためにストレッチを行うなら、「食事の前」がおすすめです。
<食前のストレッチ>
空腹時にストレッチを行うことで、体は脂肪をエネルギー源として優先的に使いやすくなるためダイエットの効果が期待できます。
ほかにも食前にストレッチをすると、
・血糖値の上昇が緩やかになる
・満腹感を早い段階で感じやすくなる(食事の量を自然に減らせる)
上記のような効果が期待できるでしょう。
ただし食前のストレッチは、筋肉が落ちやすくなるデメリットもあります。
<食後のストレッチ>
食前ではなく食後のストレッチなら、筋肉の維持・増加の効果を期待できます。
なぜなら食後の軽い運動なら、栄養が筋肉にまでスムーズに供給されるからです。
また、筋肉の緊張をほぐして疲労を回復させる効果も期待できます。
食前のストレッチで脂肪を燃やし、落ちた筋肉を食後のストレッチで増加させる方法も良いかもしれません。
目的にあわせて、ストレッチを行うタイミングを考えてみましょう。
食後「すぐ」のストレッチは避けたほうが良い?
前述の通り、食事の後にストレッチを行うことで筋肉の維持・増加が期待できます。
しかし、食事の「すぐ」後にストレッチなどの運動をすると、気分が悪くなることがある点に注意をしましょう。
急に動いたことで消化に必要な血液が胃に届かなくなり、消化不良を起こしてしまう可能性があるためです。
ストレッチなどで体を動かしたい場合、「食後30~60分空けてから」を目安にしてみてください。
食べ物の消化がある程度終わってからのほうが、胃への負担も少なくなります。
食後にすぐストレッチをしたくなっても、まずは食べ物の消化を妨げないように注意をしてくださいね。
<食事直後のストレッチ方法>
少し時間が空くとタイミングが合わないなどで食後すぐストレッチをしたい場合、激しい動きは避けてリラックスできるような軽いストレッチにしましょう。
深呼吸をしながら、背中をゆっくりやさしく伸ばすようなストレッチなら消化を促す効果を十分に期待できます。
ちょっとした動作であっても、気分転換に体を伸ばすと良いコンディションに近づくはずですよ。
ストレッチの効果を高めるためのポイント
これまで述べてきたように、ストレッチは目的にあわせながら行うタイミングを変えていくと良いでしょう。
それにプラスして、さらにストレッチの効果を高めたいときに参考にしてほしいポイントは下記の通りです。
・体を温めてリラックスして行う
・ゆっくりとした動きで行う
・呼吸をむやみにとめない
・無理のない範囲で実施
まず、冷えた状態でストレッチをすると効果が薄れるだけでなくケガにもつながりやすいため避けましょう。
そして血流や酸素の巡りが良くなるように、リラックスしている状態で行うのもポイントです。
次に意識してほしいのは、1つ1つの動きをゆっくり丁寧に行うことです。
焦らず着実に、筋肉をしっかり伸ばすようにしましょう。
また、呼吸をとめないことも重要です。
呼吸をしながらストレッチを行うことで、筋肉に酸素が行き渡りやすくなります。
このようなことに意識してストレッチを習慣づけると、自分の体のコンディションなどの変化にも気が付きやすくなるでしょう。
痛みの出にくい健康的な体作りにもおすすめですよ。
そして無理のない範囲で行うことも忘れないようにしましょう。
ストレッチは目的にあわせたタイミングで行うことが大切です。
食事の前ならエネルギーの消費、食後は筋肉の維持・増加が期待できます。
自分の体や目的にあわせつつ、ベストなタイミングを見極めてストレッチを習慣づけていけるとよいですね。
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