2025.09.01
コラム
日々の食事を少し工夫するだけでも、無理なく健康的にダイエットを続けられる可能性が高まります。
そこで今回は、ダイエット中に体に負担をかけない食事のポイントや具体的な献立例をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
食事で叶える健康的なダイエット!
食事制限=我慢と思われがちですが、「食べて痩せる」ダイエットを意識するだけでも健康的に体重を落とすことができる可能性があります。
極端な食事制限や単品ダイエットの場合、体に悪影響を及ぼすだけでなくリバウンドの原因になることも。
無理なく継続できて、リバウンドしにくいダイエットを目指すには、正しい食習慣を心がけることがポイントです。
まずは必要な栄養素を適切に摂って、脂肪が燃焼しやすい体を作りましょう。
<健康維持に必要な三大栄養素>
人間の健康維持には、糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素が欠かせません。
糖質や脂質であれば、意識せずともとれているケースも多いですが、たんぱく質は不足しがちなので要注意。
1日男性は65g、女性は50gのたんぱく質を目安に良い献立を考えてみてくださいね。
<三大栄養素を補完するビタミンとミネラル>
ビタミンには、糖質・脂質・たんぱく質の三大要素の働きをサポートする役割があります。
そしてカルシウムやマグネシウムなどで摂取できるミネラルには、代謝を促進したり体の機能や組織を強化したりなど、心身のバランスを正常に保つ効果があります。
主食・主菜・副菜を取り入れる健康的な献立例
健康的なダイエットのためには、バランスのよい献立を意識することがカギ。
・主食(ごはん、パン、麺など炭水化物)
・主菜(魚、肉、大豆などたんぱく質源)
・副菜(野菜、海藻、きのこなどビタミン・ミネラル類)
上記を適量で組み合わせることを意識しましょう。
この基本構成を押さえるだけでも、栄養の偏りを防ぎ、満足感のある食事になるはずですよ。
<朝食の献立例>
パターン①トースト、ベーコンエッグ、スープ、ヨーグルト
パターン②ごはん、納豆、目玉焼き、野菜スープ
三大栄養素を少しずつ取り入れて、体を目覚めさせるのがおすすめです。
<昼食の献立例>
パターン①スパゲッティ、鶏むね肉のソテー、ブロッコリー、コンソメスープ
パターン②雑穀ごはん、サバの塩焼き、小松菜のおひたし、味噌汁
午後からも元気に頑張れる、栄養満点のメニューを意識しましょう。
<夕食の献立例>
パターン①うどん、温泉たまご、山菜、かきあげ、筑前煮
パターン②雑穀ごはん、豆腐ハンバーグ、サラダ、海藻スープ
次の日に向けてしっかり栄養を補給しつつ、胃腸を休めることも心がけてみてくださいね。
食べ方の工夫でより高まるダイエット効果
健康的なダイエットで重要なのは栄養バランスだけではありません。
実は食べ方によっても効果が大きく異なってきます。
そこでここからは、よりダイエット効果を高める食べ方の工夫についてご紹介します。
<よく噛むことで満腹感アップ!>
まず、早食いは食べ過ぎにつながる原因となります。
急いで食べようとするのではなく、よく噛んでゆっくり食べることで脳に満腹感が伝わりやすくなり、食事量を自然にコントロールできるでしょう。
「一口30回噛む」のを目安として、食事の満足度を高めましょう。
<食べる順番を工夫する>
血糖値の急上昇を防ぐためには、食物繊維→たんぱく質→炭水化物の順番で食べるのがおすすめです。
まずはサラダや海藻類から食べてみてください。
糖の吸収がゆるやかになり、脂肪として蓄積されにくくなりますよ。
<食事のタイミングにも注意>
夜遅い時間の食事は、脂肪がつきやすくなるため避けたいところ。
ダイエット中は特に、就寝の2〜3時間前までに済ませておくのが理想です。
また、間食は無理に我慢せず、ナッツや無糖ヨーグルトなど栄養価の高い食品を選びましょう。
こうした小さな工夫が、無理のないダイエットの継続につながります。
健康的な食事管理を続ける3つのコツ
最後に、健康的にダイエットを続けるための食事管理のコツを3つのポイントに分けてご紹介します。
向き合い方を少し変えてみるだけで、ストレスなく理想の体型に近づけるかもしれませんよ。
<①完璧を求めすぎない>
健康的なダイエットを成功させるには、「頑張りすぎないこと」も重要です。
毎日完璧な食事制限・栄養管理を目指すのではなく、少しずつ意識を変えていくことが大切。
外食やスイーツを完全に避ける必要もありません。
「頻度を減らす」「量を調整する」といった柔軟な対応が長続きさせる秘訣です。
<②記録をつけて振り返る>
アプリやノートを使い、簡単に食事内容をコツコツと記録することで、栄養バランスや食べすぎの傾向に気づきやすくなって便利です。
定期的に体重や体調の変化と合わせて振り返ると、成果が目に見えてわかりモチベーションの維持にもつながります。
<③食事管理を楽しむ工夫>
食材の旬を意識したり、新しいレシピに挑戦したりなどの工夫で食事管理を前向きに楽しみましょう。
また、家族や友人と一緒に食べる時間を大切にすることも、心の満足感を得るうえで大切なこと。
食事は単なる栄養補給ではなく、生活の楽しみの一つと捉えて「無理なく楽しく続ける」ことを意識しましょう。
ダイエットには食事制限が重要だと思われがちですが、食事内容を見直すだけでも無理なく健康的に痩せるためのヒントが多く隠れています。
三大栄養素を取り入れたバランスの良い献立で、時には旬の食材など楽しみを取り入れる工夫もしてみてくださいね。
また、食事だけでなく運動も無理なく習慣化させたい女性の方は、女性専用のアルペンクイックフィットネスをご活用ください。
一人ひとりの体力やライフスタイルに合わせて、隙間時間を有効活用できる運動プログラムをご提供します。