2018.04.18

コラム

脂肪を減らして、シェイプアップ!

湯浅教授のダイエット成功術!

食事抜きダイエットは、脂肪を増やす原因に!

 

ダイエットというと、食事を抜いてやせようと考える人が多くいます。ところが、ほとんどの場合、食事抜きダイエットは成功しません。

 

なぜなら、狩猟時代を経てきた人間の体は、飢餓状態に対応できる仕組みになっているからです。ムリな食事制限をすると脂肪 細胞が飢餓を記憶し、今まで以上に脂肪を蓄えようとしてしまいます。

 

たとえば、10だった脂肪量を食事制限で8に減らしたとしましょう。しかし、食事をもとに戻すと、脂肪細胞はまた食べられなくなる危険性があると考え、脂肪量を11に。再び8に減らすと、今度は12に増やしておこうとします。これがリバウンドで、どんどん脂肪が増えてしまう原因なのです。

 

 

リバウンドの仕組み

 

 

ダイエットに適した食事の方法は、3食分を5回位に小分けにして食べること。激しい空腹を感じることなく栄養がとれるので、体も脂肪を余分に蓄えなくてもいいと判断します。小分けにするのが難しい人は、毎食1口分(20g)を減らすこともオススメです。

 

 

中京大学 体育学部

湯浅 景元 教授

 

1947年愛知県生まれ。中京大学体育学部卒業。

東京教育大学(現・筑波大学)大学院体育学研究科修了後、東京医科大学で学ぶ。

医学博士、体育学修士。専門はコーチング論、バイオメカニクス、スポーツ環境論。

一流スポーツ選手の技術分析や市民の健康づくりのアドバイスなども行い、講演やTVなど多方面で活躍。ダイエット、健康に関する著書も多数。

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