2018.04.18
コラム
湯浅教授のダイエット成功術!
運動を続けて体の衰え、骨粗しょう症を防止
女性にとって、「いつまでも若くありたい」というのは永遠の願いです。ただ、老化は年とともに起こる変化ですから、誰にでも起こるもの。でも、正しい方法で運動を続けると、からだの 衰えを防ぐことはできます。少し運動をしていれば体力を若い頃のレベルに保てるのです。
では、自分は健康だから、運動しても効果が見えないから、と運動をしないままでいたらどうなるか。40歳を過ぎた頃から一気に体が衰えていくでしょう。
たとえば、女性に多いのが、加齢とともに骨の密度が低くなって起きる骨粗しょう症。これも日頃から適度な運動を続けていれば、年をとっても骨密度を高めて骨を強くすることができます。
ただ、運動は屋外でというイメージがあるかもしれませんが、太陽にあたりすぎると皮膚が老化しますので運動は室内で行いましょう。運動によって筋肉がきたえられると、肌にハリが出て顔もすっきりと引き締まります。
若さのヒケツは体力、暦年齢なんて気にしない!!
よく考えてみれば、体力があるから人生は楽しめるのです。暦年齢を気にせず、やりたいことをいつでも好きなときにできる体力をつけること。これが若さのヒケツと言えるのではないでしょうか。
アンチエイジングとよく言われますが、私はエンジョイエイジングと呼びたいと思います。自分に自信を持って、人生をイキイキと楽しみましょう。
中京大学 体育学部
湯浅 景元 教授
1947年愛知県生まれ。中京大学体育学部卒業。
東京教育大学(現・筑波大学)大学院体育学研究科修了後、東京医科大学で学ぶ。
医学博士、体育学修士。専門はコーチング論、バイオメカニクス、スポーツ環境論。
一流スポーツ選手の技術分析や市民の健康づくりのアドバイスなども行い、講演やTVなど多方面で活躍。ダイエット、健康に関する著書も多数。