2019.06.01

コラム

肩こり解消におすすめの運動は何?

毎日のデスクワークや家事、はたまたスマートフォンに夢中になったり、「肩こり」の原因は様々ですが、国民病とも言われるほど肩こりで悩んでいる方は増えてきています。
肩こりを解消するにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

 

肩こりの原因は?

 

肩こりは「筋肉が緊張している」状態のことを言います。凝り固まった筋肉を動かそうとして、痛みが起きてしまうのです。では、何が原因で筋肉が緊張状態に陥ってしまうのでしょうか。
主な原因は3つです。

 

①運動不足
働いている方なら、パソコンでのデスクワークの方が多い傾向にあります。デスクワークは長時間椅子に座りっぱなしで、また同様に長時間同じ姿勢で作業を続ける人が多いです。また、家事でも手元をじっと見たり、目を使うことが多く、そういったことが姿勢を悪くしていく原因になります。
また、運動不足が続くと、固まった筋肉をほぐすタイミングがなく、より肩こりが進んでしまいます。

 

②ストレス
「ストレス社会」と言われるほどに私たちは日々ストレスにさらされています。人の体は、ストレスを感じると、無意識のうちに体に力が入ってしまうのです。首や肩にも力が入るため、筋肉が緊張状態に陥ってしまいます。

 

③冷え
体が冷えてしまうと血流が悪くなります。筋肉は血流が悪くなると緊張状態になってしまうため、肩こりの原因となるのです。冷え性の方はもちろん、冷房にも気を付けましょう。高い位置から首~肩に冷風が直撃してしまうので、血流が悪くなる原因になります。

 

 

 

肩こりを解消するには

 

肩こりの原因から解消方法を探っていきましょう。

 

①運動不足
運動不足および姿勢の悪さで肩こりになっている方は、肩こりの原因になる動作…例えばデスクワークなら、前のめりにならなくてもいい位置にキーボードを置いたり、姿勢よく座った時の目線の位置に液晶を移動させるといいでしょう。また、意識して姿勢をよくするのはもちろん、エレベーターやエスカレーターを使うのをやめて、階段で移動したり、ひと駅分でも歩いてみると運動不足の解消にも繋がりますよ。

 

②ストレス
ストレスが多い方は自分に合ったストレス解消法を見つけ、できればそれを増やしましょう。例えば、好きなアーティストの音楽を聞いたり、10分程度のウォーキングをするだけでもストレス解消効果が期待できます。

 

③冷え
これからの季節は避けて通れない「冷え」。エアコンが直撃しないように風の方向を調節する器具を取り付けるのがおすすめですが、できない場合はカーディガンや薄手のブランケット等を羽織るなどして直撃を避けるようにしましょう。また、肩だけでなく体全体の冷えは体調の悪化にも繋がります。冷えを感じたら白湯を飲んで内側から温めましょう。
ゆっくりとお風呂に浸かれば、体が温まり、リラックス効果も期待できます。

原因が分かっている場合は上記のような方法に効果が期待できます。しかし原因が分からない、または全てに当てはまっている場合は、肩こりを解消する運動を取り入れましょう。

 

 

 

おすすめの運動①ランニング

 

肩こり解消にはランニングがおすすめです。
ランニングをする時、ほとんどの人は自然と腕を前後に振ると思いますが、この動きが凝り固まった肩の筋肉をほぐしてくれるのです。運動に慣れていない方は、急にランニングを始めると膝を痛めてしまうため、ウォーキングから始めましょう。ウォーキングでも、しっかりと腕を振るように意識すれば同等の効果を得ることができます。

また、ランニングは動きだけでなく、科学的にも効果が実証されています。人は走り続けていると、脳から「β-エンドルフィン」という物質が分泌されます。このβ-エンドルフィンは別名「幸せホルモン」とも言われており、いわゆるランナーズハイの状態を作り出す原因物質なのです。β-エンドルフィンは全身への強いリラックス効果があり、ランニングのつらさが軽減されることによってランナーズハイの状態になるわけですね。


また、β-エンドルフィンには強張っている筋肉をほぐしてくれる効果もあります。β-エンドルフィンの効果と腕の動きによって肩こり改善効果が期待できますよ。

週に1回、30分からでも大丈夫ですので、ランニングを取り入れてみてはいかがでしょうか?
これからの時期は暑くなりますので、熱中症には十分に気を付けてくださいね。

 

 

 

おすすめの運動②ストレッチ

 

これからの暑い時期におすすめなのが、室内でできるストレッチです。肩周りをほぐすストレッチをご紹介します。

 

★肩~背中のストレッチ

①腕を体の前でクロスさせ、片腕はまっすぐ、片腕は曲げます。
②曲げた方の腕で体に引き付けます。

 

★肩~腕のストレッチ

①片腕を頭の後ろに回し、もう片方の手で肘を掴みます。
②下へ引っ張るように押します。

 

オフィスでも簡単にできるので、お試しくださいね。1時間に1度行うのがおすすめです。
また、ストレッチポールを用いたストレッチも効果的です。ストレッチポールの上に寝るだけで背中をほぐすことができます。テレビを見ながらや、スマートフォンを使いながらできるので、ながら運動にもぴったりです。

 

 

 

適度な運動も筋肉が凝ってしまうのを予防することができます。毎日少しのジョギング、少しのストレッチで肩こりを解消しましょう。

 

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